これも間違い
□食物繊維は摂れば摂るほど便通が改善してやせる
食物繊維は適量摂取すると宿便を排出し、便量を適度に保ちますが、過剰摂取すると、食物繊維中のフェチン酸がミネラルを取り込んでしまい、体外に排出してしまうのでミネラル不足を起こしてしまいます。良いとされるものでも、過剰に摂取すると害となってしまうのです。
□ビタミンを摂取すれば代謝がアップしてやせる
摂取カロリーに見合うだけのビタミンを摂取していても、これがエネルギーに変わらなければ、カロリーもビタミンも余って肥満の原因となってしまいます。ビタミンを補給したら、体を動かして消費することが大切です。
□油はどれも太る
現代食で過剰摂取となってしまう油は、肉類に含まれる飽和脂肪酸、サラダ油などが含むオメガ6系不飽和脂肪酸、マーガリンなど人工油であるエステル型脂肪酸です。これらを過剰摂取することが肥満となってしまうので、意識して避ける必要があります。
ただ、現代食で不足しがちなレシチン、EPA、DHAなどは積極的に摂取してください。体に不可欠な必須脂肪酸はこれらから摂取すると良いですよ。
□プロテインを摂ると筋肉量が増えてやせる
プロテイン(タンパク質)だけを摂取しても筋肉量は増えません。筋肉量を増やすには、タンパク質とともにビタミンやミネラルを摂取する必要があります。
タンパク質の摂取量だけ増えると、代謝に負担が多くかかり、代謝産物の生成と排泄にたくさんの水分が必要なので尿量が増えます。さらにミネラルなどの副栄養素も多く排泄され、深刻なミネラル不足を起こす危険性もあります。
タンパク質を筋肉に変えるには、バランスのとれた副栄養素の摂取と、適度な運動が不可欠です。